入試算数・分野別解法
中学入試過去問ピックアップ問題75-D 難易度4 解説はページ下↓に掲載
一定の速さで一つの円周をまわる3つの点A,B,Cがあります。AとBは同じ向きに、CはA,Bとは反対向きに進みます。3つの点A,B,Cが同じ地点から1時ちょうどに出発しました。AとCは1時2分に、BとCは1時7分に、出発後初めて出会いました。また、Aは1時2分30秒に初めて元の地点に戻りました。
(1) Bが初めて元の地点に戻る時刻を求めなさい。
(2) AがBに初めて追いつく時刻を求めなさい。
(3) A,B,Cが初めて正三角形の3つの頂点となる時刻を求めなさい。
解説
仕事算の旅人算への応用問題。
円周1周の距離を1と仮定する。
(1)
AとCは反対方向なので出会う旅人パターン。円周÷時間=2人の分速の和より
1÷2分=分速1/2 ←AとCの分速の和
BとCは反対方向なので出会う旅人パターン。円周÷時間=2人の分速の和より
1÷7分=分速1/7 ←BとCの分速の和
Aは2分30秒、つまり2.5分で1の距離を進むので、
1÷2.5=分速2/5 ←Aの分速
AとCの分速の和=分速1/2、Aの分速は2/5なので、Cの分速は、
分速1/2−分速2/5=分速1/10 ←Cの分速
BとCの分速の和=分速1/7、Cの分速は1/10なので、Bの分速は、
分速1/7−分速1/10=分速3/70 ←Bの分速
Bが1周するのにかかる時間は、
1÷分速3/70=23と1/3分=23分20秒
よって、初めて戻る時刻は、1時+23分20秒=1時23分20秒 ← 答え
(2)
AがBを追いかける。つまり追いかける旅人パターン。
AはBよりどれくらい速いかに注目する。
Aの分速−Bの分速=分速2/5−分速3/70=分速5/14
AとBは同じ地点から出発して同じ方向に進む。
この場合、BがAより1周の1だけ先にいるからその1だけ追いつけばよい。
(※旅人算ページ7参照)
1÷分速5/14=2.8分=2分48秒
よって追いつく時刻は1時+2分48秒=1時2分48秒 ← 答え
(3)
Cが止まっていると考える。
つまりCから見てA,Bが右図のアかイのどちらかに
いれば正三角形になっている。
CはA,Bと反対方向に進んでいるので、
Cから見たAの速さ=分速1/10+分速2/5=分速1/2
Cから見たBの速さ=分速1/10+分速3/70=分速1/7
Aがイの位置にくるのは出発してから
2/3分後、8/3分後、14/3分後、20/3分後、・・・
Aがアの位置にくるのは出発してから
4/3分後、10/3分後、16/3分後、22/3分後、・・・
同じように、
Bがイの位置にくるのは出発してから
7/3分後、28/3分後、・・・
Bがアの位置にくるのは出発してから
14/3分後、25/3分後、・・・
よって、上の結果より初めて図のような位置関係になるのは
14/3分後でAがイでBがアにいる場合である。
よって、1時+14/3分=1時4分40秒 ← 答え
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